2025大阪関西万博ぼっちレポ21 トルクメニスタンとマルタとポルトガル

来訪9回目

この日は夢洲の万博会場でブルーインパルスの展示飛行の日だった。
いつも以上に混雑する会場内で、まず向かったのはトルクメニスタン。
現在日本から訪れることはほぼ不可能に近いような政治色の国らしい。
ド派手な外観にはラクダの模様が描かれていて、中東の国かと思ったけど中央アジアに位置するようです。
アフガニスタンとかイランとかの近くみたい。
パビリオンに入ると、まずトルクメニスタンの紹介映像を見る。
大統領(?)崇拝!バンザイ!な体制であり、入り口にも立派な肖像画が飾られていた。
あとは絨毯、犬(アラバイ)、馬術を特色として紹介している。
私は犬好きなのでアラバイという犬種が気になる。
調べてみると、正式名称は中央アジア・シェパード・ドッグという。
オスだと50~80キロ、メスでも40~65キロにもなるかなり大型のわんちゃん。
忠誠心・闘争心・警戒心が強く、非常に賢い犬種ながら飼育の難易度は高そう。
もともと遊牧民族の文化をもつトルクメニスタンですが、遊牧民にとって家畜を守るアラバイのような犬は、
命と生活を守るパートナーとして共に歴史を歩んできたんだろう。
そして強さと誇りの象徴として、アラバイは愛着をもって今でも大切にされているそう。
多くの人は犬はペットではなく警察犬や護衛犬といった働く動物として認識しているので、
日本で可愛がられるような小型犬は少ないみたいです。
カワイイ癒しの存在なのか、それとも役に立つ存在なのか、犬へ向ける感情も国によってちがうんだね。

トルクメニスタンのパビリオンを出て、続いてマルタへ向かう。
マルタと聞くと、マルチーズの犬種名の由来になった国でイタリアの端っこの島?みたいなイメージ。
地中海に浮かぶ島なんて、立地がすでにオシャレ。
パビリオンはオシャレなアート的な作品が並んでいた。やっぱりオシャレ。
中でも最初に目に入ったのは甲冑。
スタッフさんの説明によると、昔福沢諭吉含む文久遣欧使節団がマルタに贈ったサムライアーマーで、
長い期間マルタで保管されていたが2023年から日本で修復が行われ、今回修復されたものを展示しているそう。
万博がおわったら、またマルタに戻るそうです。
日本の甲冑が遠く離れたマルタで展示されるなんてちょっと嬉しいよね。
マルタの人はこの甲冑を見てどんなことを想像するんだろう。
マルタ館の入口でスタッフさんがクイズを出してくれて、最初の正解者1名にオリジナルマグネットをプレゼントというコーナーがあった。
クイズは簡単なもので答えはわかったんだけど、手を挙げる勇気が出なかった…私のあかんとこ出てしまった…。
譲るべきシチュエーションと積極的に行くべきシチュエーションをとっさに判断できなくてモジモジしてしまうんだよなあ…結局後悔してるし…。
そんな感じで勝手に落ち込みながらマルタのオシャレ空間に包まれていました。

マルタ館を出て、ブルーインパルス展示飛行までもう少し時間があったのでポルトガル館に入ってみる。
シルバーのロープがいっぱいぶら下がってるような外観がけっこう特徴的。
パビリオン内は2部屋の構造で、一つ目の部屋ではタッチパネルやモニターを使ったポルトガルの紹介展示。
二つ目の部屋では大きなスクリーンで海からのメッセージ的な映像を見る。
一つ目の部屋では日本で当たり前に使われているポルトガル語由来の外来語見るのおもしろかったです。
天ぷらって日本でうまれた言葉だと思ってたけどポルトガル語由来らしい。
今では完全に和食なのにもともとポルトガルから来たんだね。
カステラはなんとなくポルトガルのもの感残ってるのに不思議。
天ぷらは日本人の好みにドストライクで急速に広まったとかそんなかんじなのかな。
そんなこと考えてたら天ぷら食べたくなったんですけど、続いてのお部屋のメッセージ性が強くて衝撃でした。
私たち人間は海から生まれて海と共に生きているみたいな内容なんですけど、まあまあ怖いことも言われるのでぜひいろんな人に見てほしい映像。
海にゴミ捨てるのまじでやめような。
海に限らずだけど。
てか海とか池とか水辺にゴミ捨ててしまう人の思考ってなんなんだろうな?
家の近くにある貯水池もカメとかカエルとかいるのにたくさんペットボトル浮いてて悲しくなる。
なんなんだろうな、水辺に放ったら消滅すると思ってんのかな?
てかペットボトルの飲料ってもっと高価でいいと思う。
簡単に買えすぎるからプラゴミが減らないのでは?と思ったり。
脱線してしまった。
ポルトガル館の出口でいい香りの石鹸を配っていたのでひとつ頂きました。
包装ごしからでも香しい。
削った石鹸を巾着にいれてサシェとして会社のロッカーに入れちゃおうかな!

ポルトガル館を後にして、次回いよいよブルーインパルスを目撃するよ。

基本情報

開催期間

2025年4月13日(日)〜2025年10月13日(月)


開催場所

大阪府大阪市此花区夢洲(ゆめしま)


アクセス

  • 電車:Osaka Metro中央線「夢洲駅」…東口ゲート
  • シャトルバス:各主要駅から運行(梅田・難波など)…西口ゲート
  • 自家用車:パーク&ライド方式を採用(障がい者の方は東口ゲートに駐車場あり)

開場時間

9:00〜22:00(パビリオンによって異なる可能性あり)


チケット情報

  • 一日券:大人 7,500円
  • 平日券:大人 6,000円
  • 夜間券:大人 3,700円
  • 通期パス:大人 30,000円
  • 夏パス:大人 12,000円
  • ※子どもや障がい者、団体の割引あり

会場の広さ

約155ヘクタール(東京ドーム約33個分)


公式サイト

https://www.expo2025.or.jp

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