2025大阪関西万博ぼっちレポ⑨ アゼルバイジャンとマレーシア
来訪4回目
梅雨入り直前。
しばらく傘が手放せなくなる前に行ってきました。
暑すぎず寒すぎず、ちょうど良い曇り空のコンディション。
13時前に入場してまずドイツパビリオンを見に行くと入場制限のため待機不可。
土曜日だし予想はしていたのですぐに切り替えていく。
ずっと気になっていたアゼルバイジャンのパビリオンに並ぶ。
白い格子状の外観で、入り口には謎の女性像が両脇に並び迎えてくれている。
カッコイイ。
ヨーロッパ感ある。
知らなかったけど、地理的にはアジアとヨーロッパの間らへんらしい。
トルコ的な感じ。
めっちゃヨーロッパっぽいと思ったけどそうでもないんだな。
30分ぐらい並んで、入り口にたどり着く。
女性像は7体、水の湛えた台座に乗って出迎えてくれた。
高貴な気分にはなるが、アゼルバイジャンがどんな国なのかはまだよくわからない。
いよいよ建物内の展示を見る。
まずは円形のシアター空間で投影される映像を見る。
建築の文化に自信ニキといった感じだった。
シアターの次は、通路にアゼルバイジャンの文化を垣間見れる工芸品やレリーフ、彫刻、カーペットなどが展示されていた。
19世紀のものとみられる銅器?のようなものもいくつかあり、貴重な展示物なのだろう。
昭和の電話の受話器のようなものが壁についていたので耳に当てると音楽が流れていた。
しばらく聴いたけれど、正直あまり覚えていない。
覚えていないけどたぶんアゼルバイジャンの音楽だったんだろう。
覚えていないけど。
この展示ロードでアゼルバイジャンパビリオンは出口に続いていた。
本音を言うと全然物足りない。
えっもう終わり?って。
入口がピークだった。
でもこれこそアゼルバイジャンの建築文化の魅力なんだと思う。
外観めっちゃカッコイイもんな…。
あとから調べて知ったことですが、この国はロシア・イラン・アルミニ・ジョージアに囲まれた地政学的に複雑な国で
イスラム文化と旧ソ連文化とトルコ文化が混ざったような雰囲気らしい。
政治の自由度は低く、時折アルメニアとの衝突を抱えながら
美しい建築を一目みせてくれたことに感謝したいと思います。
アゼルバイジャンパビリオンが予想以上にあっという間に見終わってしまったので
米国パビリオンの様子を見に行く。
やっぱり土曜の昼なので長ーい列が作られていた。
でも今日は気候的に長時間並ぶにはちょうど良かった。
むしろ今日を逃したらこんな快適な日はないかもしれない。
来週から雨だし。
暑くなるし。
覚悟を決めた。
今日は米国パビリオン並ぶんだ。
と思ったんだけどマレーシアパビリオンの前がなんか盛り上がっていた。
バンブーダンスのショータイムのようだった。
ほいほいと吸い寄せられるようにマレーシアパビリオンに並ぶ。
米国パビリオンはこの後にしよう。
夕方のほうが空くかもしれないしな。うんうん。
マレーシアパビリオン待機列から民族ダンス的なショーを楽しんだ。
ダンサーさんが笑顔で楽しそうなので見ていて元気が出る。
なんか明るくて良さそうな国ですよ。
パビリオンに入るとまずはマレーシアの豊かな料理を紹介する展示だった。
マレーシアは東マレーシアと西マレーシアの二つに分かれていて、
その中でも地方により多様な食文化が根付いてきたよう。
マレー系、中華系、インド系と多民族なこともあり、ココナッツ系、麺類、カレーなど混在している。
おいしそうな食品サンプルたちが屋台型の展示ケースに並んでいた。
これはちょっと行きたくなる。
あとマレーシアの都会と田舎、産業部といった各特徴を表現したジオラマも見ることができた。
イスラム教の国だけど、都会はわりと服装自由なんだな。
通路を進むと、マレーシアのいくつかの都市の現在と過去を比較するような映像展示だった。
私はマレーシアに行ったこともないし全然知らないのでヘェ~って感じだったけど、
マレーシアに行ったことのある人ならきっと面白いと思う。
経済成長しているんだなーという印象でした。
その後はマレーシアの観賞魚として有名らしいディスカスとゴールデンアロワナっていうお魚の生体展示や
大きな木のアート的なものがあったりタッチパネルで遊ぶゲームがあったりアニメ映像が流れる空間があったりって感じだったんですけど
けっこう意外に思ったのはスマートシティをイメージした大都市の模型。
この日、夕方に飯田グループのパビリオンに行ってそちらでもスマートシティをテーマにしたジオラマを見たんだけど
マレーシアでも日本と同じようにスマートシティを目標としているんですね。
リゾート地とか熱帯的な自然の多い(マレーグマとか)イメージだったけど実際はガンガン都市化しこうぜ!な流れなのかな。
スマートシティ計画の解像度はまだ荒そうだけど、これからどんな国になっていくのか楽しみです。
マレーシアのフード、おいしそうだったけど大人気だったな。
いつか食べにこれたらいいな…。
次回はいよいよ米国パビリオンに2時間並んできます。
基本情報
開催期間
2025年4月13日(日)〜2025年10月13日(月)
開催場所
大阪府大阪市此花区夢洲(ゆめしま)
アクセス
- 電車:Osaka Metro中央線「夢洲駅」…東口ゲート
- シャトルバス:各主要駅から運行(梅田・難波など)…西口ゲート
- 自家用車:パーク&ライド方式を採用(障がい者の方は東口ゲートに駐車場あり)
開場時間
9:00〜22:00(パビリオンによって異なる可能性あり)
チケット情報
- 一日券:大人 7,500円
- 平日券:大人 6,000円
- 夜間券:大人 3,700円
- 通期パス:大人 30,000円
- 夏パス:大人 12,000円 ※子どもや障がい者、団体の割引あり
会場の広さ
約155ヘクタール(東京ドーム約33個分)