朝が苦手な人間たちへ
仕事だったり学校だったりに遅れないように、朝アラームかけて起きたよーって人。
家族のために早起きして朝から動き回ったよーって人。
全員ね、本当にすばらしいです。
褒めたたえたい。
いやみんなやってるじゃんって?思わない。
眠くても起きて活動するって称賛に値すると思う。
あ、モーニングコールしてくれる家族や恋人がいるんで。ヘヘッ。て人。
それは末永くお幸せにお過ごしください。わたしの分までどうぞって、そう遠慮なさらずって、はい。
てかまず眠くても朝は起きましょうってスタンダードがひどい。
朝が苦手な独身のことを切り捨ててる。人の道踏み外したん?ってぐらい鬼畜。
そして起きれなかったときの罪悪感。
わたしはもうね、罪悪感こえて逆ギレ。
眠いのになんで起きなきゃいけねんだって。
目が覚めてから一日スタートでよくねって。
はたらきたくねえーーほっといてくれーーヤダヤダーーって。
そんなこと言ったって、朝どうしても苦手って人はいるじゃないですか。
アラームかけても寝ながら消しちゃうとか、音に慣れちゃうと鳴ってても目が覚めないとか。
がんばっているけど、年に数回は寝坊しちゃう人。
わたしも毎日うっすら寝坊して、大人になっても年に5回ぐらいは職場からの電話で起きる人だったからわかる。
夜寝たら朝がくるという摂理を受入れられない。
でも遊びの楽しい予定のためなら起きれるよ!ピース!!
で、いつまでこどおばやってんだって感じの人間なんですけど、たまたま1冊の本に出会ったんです。
あなたの人生を変える睡眠の法則2.0 菅原 洋平 (著)
これすごいから、朝が苦手な人全員やってみてほしいことがあります。
この本に記されている、すっきり起きるための準備なんだけど
超簡単に言うと、
①朝起きたらすぐにカーテンをあけて、窓の外を眺める。(太陽光を浴びる)
②お昼寝する。難しければ目をつむるだけでも。
③夕方からだを動かす。
え、こんだけ?
早く起きたいなら早く寝ましょうとかそんなこと言わない。
寝る前はリラックスしましょうとかそんなことも言わない。
(言ってたらごめんなさい)
まあ、②のお昼寝が会社員のわたしにはハードル高くて、ほとんどできていないんだけど、
それでも明らかに効果がある。致命的な寝坊をしなくなった。
なにこれすごい。科学すごい。
③の運動は、わたしの場合は会社から家に帰ることを運動とみなしてるので習慣は変わってない。
つまり①の朝起きたらカーテンをあけて窓の外を眺めるだけで起きれるようになった。
それも1分とか2分とか、少し眩しさに慣れるぐらい。
簡単すぎ。
二度寝したいなあってときは、カーテンを開けて日のあたるところで二度寝してOK。
いいんですか?はい、二度寝してもいいですよ。にっこり。
こんな簡単なことならもっと早く知りたかった。
学生のときにもっと起きれてたら、もっとちゃんと朝から学校行けていればきっと違う人生になってた。
あんないっぱい怒られることもなかっただろうなあと思うんです。
だから朝起きるのがどうしても苦手なお寝坊さんな仲間(ブラザー)に伝えたい。
起きれないことは社会不適合じゃない。
自分を責めるより、克服するヒントをさがすほうがいい。
はあ今日起きれなかったなあって。
怒られるの嫌だしさぼっちゃうかあって。
超わかる。そんな選択も別に悪くないと思う。
たまには全然そういう日ある。おとなもこどもも。
でも罪悪感は時間をかけて大きな後悔になってしまうから、
明日の朝は起きてカーテンをあけてほしい。
夜明け感じるかも。