2025大阪関西万博ぼっちレポ⑦ 住友館とコモンズD
来訪2回目
前回のパソナパビリオンから住友館までめちゃくちゃ焦りながら走りました。
いや走りたくても走るスペースなんてないので急ぎ足ってレベルだけど
とにかく急ぎました。
まじで遠かった…!
住友館はなんかランタンを持って歩きまわる感じらしい。(雑)
おもしろそうだなーとわくわくしながら館内に入ると、ランタンの配布について案内された。
最初の説明で、ランタンは4人に1つ渡しますというように聞こえて、
あー私ぼっちだから知らない人とシェアする感じかーって萎えたんだけど
1人参加でもランタンひとつ渡してもらえた。私の聞き間違いですごめんなさい。
ランタン触れないかも…とルクセンブルク館での悲しい思い出が蘇りかけた。
ランタンを握りしめて進むとランタンの使い方のレクチャーを受けます。
未知なる森「UNKNOWN FORESUT」の中にはランタンの反応ポイントがいくつかあり、
ポイントではランタンが振動し、喋りだす仕掛けらしい。
わくわくしながら森のエリアに進むと、20分間自由に探索ができる。
薄暗い森で、ミストも出てとても雰囲気がある。
スタッフさんから、ここに動物がいますよーと声をかけられて見上げるとアライグマを見つけたり。
一方通行ではなく複雑に通路が伸びていて、歩くだけでも楽しい。
歩いていたらランタンが振動するので、耳を傾けると一対の樹木が支えあって生きている話なんかをしてくれた。
これ、ランタンが喋るんだけど他の人のランタンの声は聞こえないのが地味にすごい。全然うるさくない。
自分のランタンの声しか聞こえない。没入感すごい。
ランタンを切り株に置くとキノコが光りだしたり、
枝木にかけると巣穴で暮らすキツネの親子を見つけたり
なかには壁が鏡張りで切り絵アートが葉っぱのように天井から垂れる幻想的な空間を見つけたり
楽しすぎる。精神年齢7歳になれる。
あっという間に20分間の探索が終わり、マザーツリーという森の巨木に全員呼び出されて
木の根の中に入るように促される。
このとき、持っているランタンの色が変わり、色によって入る根の場所が変わるというのもおもしろい。
私は青色に灯ったので青色の根にはいって、マザーツリーの根っこにランタンを返した。
ランタンをマザーに返すというドラマティックな演出がゲキアツ。
ランタンを返すと、次はシアターを鑑賞するんだけど、このシアターがすごすぎた。
冒険のクライマックス。
奥行きのある大きなスクリーンに霧や光、そしてダンサーさんの幻想的なパフォーマンスで
マザーツリーが見守ってきたこの森の壮大な歴史の物語を表現する。
ちょっと泣きそう。感動しちゃった。
森を探検したときに見つけた生き物たちが登場するのも楽しい。
他の色のランタンの人たちはどこからみてるんだろう?
最後に、探索した森のジオラマが展示されていて、隠れていた動物たちやランタンポイントの答え合わせができた。
探索できていなかったエリアがあることにここで気づける。
倒木のところ行けてないや…あーもう一回行きたい…!
たっぷり65分楽しんだ住友館の出口では住友グループの取り組みや挑戦、開発が壁一面に紹介されていた。
こんな会社で働けたらやりがいえげつないだろうなーとちょっと羨ましい。
………いや、住友がやるのではなく、ひとりひとりの行動が大事なんだぞ!
マザーツリーが教えてくれたでしょうが!!
余韻に浸りながら住友館のオリジナルグッズのショップに入って、森のマイボトルと切り絵アートのアクリルキーホルダーを買った。
森のマイボトルはこの住友館を建設するのに使った木材の間伐材がプラスチックに混ぜられているらしい。
ボトルをあけて香りを嗅ぐと、がつんと木の香りがした。
これは…マザーツリーとの思い出の香りだ…!
めっちゃいい記念になると思います。家に帰ってから何回も嗅いだ。
住友館を満喫するとぼちぼち夕方。
来週はウォータープラザのほうでショーを見る予定なので、
どのあたりで見るか下見しておく。
そういえばおなかすいたし寒いなーと思って適当に通りすがりの飲食店に入る。
発酵食堂というお店で、意外と空いてたのでほぼ並ばずに入ることができた。
注文したのはバターチキンカレー 味噌と糀の味変セット。
万博感は特にないんだけど、もろみ?みたいなお味噌と糀がついていて、
普段なかなか口にしないものを楽しめました。
チキンがめっちゃ柔らかくて美味しくいただきました!
この日は初めのミャクミャクハウスしか並んでいないけど
万博会場の端から端まで移動したのでもうあまり並ばずに入れるとこに行って帰ろうって気分になったので
気になっていたコモンズに行ってみました。
小規模なブース型のパビリオンというか、複数の国の合同パビリオンって感じ。
野生のゴリラの生息で有名なガボンもどこかのコモンズにブースがあるので絶対行かなきゃとは思っていた。
でもよく調べずに雑に入ったコモンズDはガボンが入っているコモンズではなかった。
ガボンはコモンズCです。覚えておいてください。
コモンズDの見どころはパキスタンのピンク岩塩ですかね。
離れた場所からでも目立つ、ピンク岩塩が焼き鳥みたいに串刺しにされてました。
ちょっと混雑してたので私は今回中までは入らなかったのでまた今度見ようと思います。
私が個人的に印象的だった展示は、ちょっと国忘れちゃったんですけど、金属スクラップで作られたアート。
カメルーンだったっけな…。
廃棄される金属のチェーンや金属板などのスクラップ部品を組み合わせてドラゴンの頭を象ったアートだったんだけど
これがめっちゃかっこよかった。鋭利な感じが荒々しくて迫力あった。
(たぶん)アフリカでこういう解体的な作品が作られるのが意外だったんですよね。
ちょっと調べたらアフリカにはよくある表現技法みたいですね、金属のスクラップを使ったアート。
都市と自然の対立や融合を表現するのに、ライオンとかゾウとか動物をモチーフにすることも多いらしい。
木とか革みたいな自然を使った工芸品のイメージが強いのにスクラップっていう残骸をアートに昇華するのが素敵ですね。
コモンズは、名前も知らなかったような国と出会えたり、
日本にいるとテレビでしかみたことのない世界の人々の生活や環境を想像することができる。
とても楽しいんだけど、なんせ国がめっちゃ多いので覚えきれない…写真撮りまくって記録したほうがいいやつだった。
思ったよりもコモンズDのボリュームがあってすべて回り切れなかったので、
またリベンジしようと思います。
パキスタンのピンク岩塩もちゃんと見るぞ。
2回目の来訪はここまで。
今回は予約したパビリオンに2つ行けたので待ち時間と疲労は少なく楽しめました。
ただ予約時間に合わせてプランを立てなければいけないので、ちょっと時間に追われる感じはある。
(パソナパビリオンと住友館が遠かったせいもある。)
でも前回のように予約なしで近いエリアを適当に並びながら入っていくのも気楽にたくさん入れたし
どっちも良かったなって感じ。
たくさん入りたいなら予約は1つぐらいにして近場をローラーする、
人気パビリオンを狙うなら当日予約に張り付く。
次回は一日券の友人と万博で遊ぶ予定です!
ぼっちでしか行ったことないけどうまくエスコートできるのか?
基本情報
開催期間
2025年4月13日(日)〜2025年10月13日(月)
開催場所
大阪府大阪市此花区夢洲(ゆめしま)
アクセス
- 電車:Osaka Metro中央線「夢洲駅」…東口ゲート
- シャトルバス:各主要駅から運行(梅田・難波など)…西口ゲート
- 自家用車:パーク&ライド方式を採用(障がい者の方は東口ゲートに駐車場あり)
開場時間
9:00〜22:00(パビリオンによって異なる可能性あり)
チケット情報
- 一日券:大人 7,500円
- 平日券:大人 6,000円
- 夜間券:大人 3,700円
- 通期パス:大人 30,000円
- 夏パス:大人 12,000円 ※子どもや障がい者、団体の割引あり
会場の広さ
約155ヘクタール(東京ドーム約33個分)