30代独女、桐生一馬と出会う

つい先週、わたし龍が如くデビューしました。
きっかけはYoutubeでみた実況プレイ動画で、
過去作を全く知らないまま龍が如く8に触れてしまったんですね。
龍が如くシリーズは全く知らないし興味もないし、その実況者さんが面白くて見てたんだけど、
だんだん作品のキャラクターの魅力に引き込まれちゃいまして。
すでにシリーズは0~8まで出ていて、今から初代を始めるのは正直躊躇するじゃん。
しかも最新作の8を見ちゃってるわけだから、大昔に発売した初代を今更楽しめるかな…。
と思ってたんだけど、つい先日プレステのストアでセールがありまして
龍が如く極&極2セットパックという、初代と2作目の本編リメイク版がなんとセットで3,217円だったので。
安すぎる。あまりにも。
2本で3,217円。お買い得すぎる。
リメイク版とはいえ2016年発売の作品だから決して最近のゲームではないけど、
オリジナル初代は2005年発売。プレステ2。
20年前のゲームと比べれば、10年前のゲームは全然遊べるだろ、と。

8のゲーム実況を見たといっても最後まで見ていないし、
初代と8じゃ主人公も舞台も全然ちがうので、
わたしの龍が如く世界観の事前知識は、ヤクザのゲームだよね、ぐらい。
未プレイ感満載。全然初見。
あ、キムタクがでてくるやつ?あぁそれはちがうんだ。へえー。ぐらい。

そんなアクションゲームもあまりやらない素人がね、この名作に足を踏み入れたんです。
あのね、まずいったんお願いさせてもらいますけど、
ごめん!ちょっとこれここで語っていいですか!!
語らせてくれ!!
めちゃくちゃ楽しすぎるんじゃ!!

平日は1日1章進めて、週末に一気に進めちゃうぞー!ってね先週は思ってたの。
平日はそのとおりね、5章ぐらいまでコツコツやったんだけど、
週末。
コントローラーの充電切れたりとかあったけど2日間で15時間ぐらい遊んだと思う。
でもね、あんま進んでない。7章終わったところで日曜日の夜タイムオーバー。
なんでって、メインシナリオ以外の要素がおもろすぎるから。
だって寄り道しちゃうから。何時間も。

龍が如く初代は、東京 神室町(かむろちょう)という、歌舞伎町をイメージした夜の町が舞台で、
主人公の桐生一馬というおじさん(37歳)を操作して進める物語。
“堂島の龍”の異名をもち、神室町では訳あって有名人の桐生さんというキャラクターの魅力はまた別の記事で語りたいと思うんだけど、
メインシナリオ以外の要素として、
この桐生さんが町でさまざまな人と交流するサブストーリーがめちゃくちゃ用意されてるのね。
神室町の街角でマッチを売る謎の女の子だったり、
飲み屋で夜遅くまで働く母親を公園で待ち続けるおなかをすかせた少年だったり、
極道に憧れて田舎から出てきて桐生さんに懐いてくる青年だったり、
ゲーセンのUFOキャッチャーで娘から頼まれたぬいぐるみが取れずに困り果てる父親とか、
メインシナリオがシリアスな分、サブストーリーはコミカルなものも多くて楽しい。
シナリオ合間の自由パートはサブストーリー探しに白いスーツのおじさん、もとい桐生さんを走り回らせてしまう。

そしてもうひとつわたしの大好きな要素が、神室町の飲食店。
ハンバーガーショップとか喫茶店とか焼き肉屋とかいろいろあるんだけど
実在する飲食店の銀だことかプロントとか養老乃瀧が神室町にある。
メニューも食事からアルコールまで豊富で、たぶん実在するんだろう。知らんけど。
ゲーム内の実績に、飲食店のメニュー全制覇みたいなのがあるので、
体力が減ったらいろんな店のいろんなメニューを桐生さんに召し上がってもらう。
うまいな…とかつぶやきながら、おいしそうにたこやき食べるわけです。
白いスーツの強面おじさんがひとりで。
もうこれメインコンテンツだろ。
孤独なグルメだろって。
ずっと見ていたい。いっぱい食べてほしい。

桐生さんのもぐもぐタイムのほかに、桐生さんのお楽しみタイムも大変楽しめる。
桐生さんはシナリオの合間に、キャバクラやらカラオケやらボーリングやら、めちゃくちゃ遊びに行ける。
シナリオで「○○が危ない、探しに行こう」と言いながら、めちゃくちゃ遊びに行く。
キャバクラでキャバ嬢と楽しくお酒を飲み、アフターのカラオケではノリノリで合いの手を入れて自分も熱唱し、
ゲーセンに行けば子どもとカードゲームで遊び、ミニ四駆のレースに無邪気に出場する。
桐生さん、あまりにも楽しそうすぎる。
そしてすべて真剣に取り組んでいる。堂島の龍は手を抜かないのだ。
桐生さんが楽しそうなのもだけど、これらのミニゲームは普通におもろい。
カラオケは音ゲーだし、キャバクラはギャルゲーだし、カジノ系のゲームもあり
異種ミニゲーム集ってかんじで楽しめる。
遊びつくしたい。本当に時間が溶ける。

いやこんだけ作品の寄り道部分が好きって言っておいてあれだけど、
キャラクターも本当に魅力的なんです。
まだシナリオ半分ぐらいしか進んでないから、どのタイミングでメイン部分語るかちょっと迷うところだけど、
ちょっともう少し語りたいところまとまったら叫びに来ます…。
てか寄り道部分もまだまだ語りたい。
はあ。長期休暇ほしい。

これを共有する...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です