2025大阪関西万博ぼっちレポ④ ルクセンブルク館とオーストラリア館
来訪1回目
バングラデシュ館をあとにして時間を確認するともう夕方だった。
オーストラリア館の予約時間まであと1時間半といったところ。
まだ行けそう。
ドイツ館を見に行くとまだ入場規制で入れない様子。
仕方ない、ドイツ館はまたの機会に。
近くにあったルクセンブルク館の前で待機列を誘導するお兄さんとお姉さんが暇そうに仲良さそうに話していた。
これはもしかして…空いてる?
ルクセンブルク、よく知らないけど入ってみる。
並んでみてからわかったけど、このパビリオンは結構並ぶ。
外からはあまり見えないけど、壁の向こうにちゃんと長い行列ができていた。
待ち時間は50分程度。
この日私が周った中で最長の待ち時間だったと思う。
パビリオンの外観は遠くから見ると、グレーの壁に赤と青のラインが引いてあるオシャレデザイン。
近くでよく見てみると、グレーに塗られた板を細かく貼った外壁に、赤と青の梱包テープみたいなのが規則的に並んでいるだけ。
かなりシンプルで低コスト。なのに不思議とオシャレ見えする素敵なアイデア。
待機列に並びながら、ルクセンブルクの国の基本情報や国内の名所を学べるようになっていた。
壁に描かれたQRコードをスマホで読み込むとスマホ上にその名所が浮かんで360度見ることができておもしろい。
ARってやつ。
ただそのQRコードをカメラで映している間しか表示されないので列が進んでカメラに映らなくなると見れなくなる。
最初の3ヶ所はちゃんとAR体験したけど、思ったよりも列の進みが早く、満喫する前に終了することになるので途中でやめた。
あとスマホが爆熱くなった。
私の現役5年目 iPhone11選手はARというハイテクに耐えられそうになかった。
ルクセンブルクのパビリオンは三部構成。
ウォークスルー形式ではなくグループで3ヶ所を進んでいくような形。
最初はルクセンブルクの人々が自身のことや国のことを紹介する映像を見る時間。
6か所に設置された大きなモニターが次々と同時進行気味に映していくので追いかけるのが忙しい。
時間に余裕があればすべてじっくり見たいところなんだけど、
次を待つグループがいますから。
テンポよくささっとね。
ルクセンブルクは小さな国ながらも一人当たりのGDP?が世界一らしい。
GDPってなんでしたっけ。
えっとー…。
国内総生産ですかね。
EU本部が置かれていて政治的にも安定していることや
ドイツやフランスに隣接しているため他国からの労働者も少なくないことが
一人当たりのGDP世界一、効率よく富を生むことができる要因、だと思う。
次のお部屋ではなんか大きい地球的なモニターが浮かんでいて、いくつか端末が設置されていた。
端末を操作すれば、なにかこう、ルクセンブルクの取り組みをみることができるらしい。
…らしいです。
私のグループがお部屋に入ったタイミングでは前のグループがその端末の前にスタンバっていて
端末の数が足りなくて後ろからのぞき込むことしかできなかったんですよね。
一応案内のお姉さんが譲り合って操作してくださいって声をかけていたけど
私は触れず見れずで終了しました…まあ…いいや…。
最後のお部屋はアスレチックにあるようなネットの上で映像を見る時間。
さっきのお部屋で悲しい思いをしたけどここは私もちゃんとネット乗れた。
綺麗でさわやかな映像が流れ、靴脱いで足伸ばしてもう完全に休憩時間だった。
ちょっとゴロゴロしたい気分…。
えっ?映像の内容ですか?
えーと、めっちゃ綺麗な町でみんな楽しいよって感じでした!(くつろぎすぎてなにも覚えてない)
パビリオンを出たところでレストランてほどじゃないけどルクセンブルクフードを食べれるエリアになってた。
ちょっとしたミュージアムと、ルクセンブルク風ボーリングが体験できる遊び場もある。
ちょうど席も空いていたのでせっかくだしなにかフード買おう。
初めての万博グルメ。
日本語より英語で注文したほうがいいのかな?と無駄に緊張しながら
何が売ってるのかよくわからないまま注文口っぽいところに行き、
メニューをよく見ないまま一番上に書いてあったやつを指さして注文する。
いや日本語で注文して大丈夫に決まってんだろ。
なんで急に外国人ぽく振る舞おうとするんだよ。
英語なんて喋れないのになんか外国人気分になる万博の不思議…。
グリルソーセージのホットドッグ的なものにポテトのフリッター。2,100円。
ソーセージめちゃ大きくておいしいし、ポテトのフリッターは日本では見ないかんじで結構おいしかった。
パンが硬めなのが本場のパンっぽくて嬉しかった。
ランチみたいなメニューだけど夕食1回分として十分のボリュームだったので、2,100円は妥当な価格かな。
ビールも飲みたかったんだけどオーストラリア館の予約時間が迫っていたので急いで食事を済ませました。
はあビール…おいしそうだった…またいけたらいいな…。
翌日はお仕事なこともあり、次のオーストラリア館がこの日はラストのつもりで向かう。
待たずに入れたので外観ほぼ見てないな。どんなだっけ。
オーストラリア館は入るといきなりの森。
インドネシアの森よりもカラッとした森。
ユーカリの木なのかな。
あちこちで動物たちが神秘的に投影されていて、見ていて楽しい。
もっとゆっくり見たかったなあ。
どのパビリオンもそうなんだけど、ゆっくり見たいけど人の流れに抵抗できない。
まあ仕方ない。パビリオンとは流されながら最大限楽しむもの。
森が終わると次は星空。
エミューの星座のお話をお姉さんがしてくれる。
お姉さんのお話が面白いのとお姉さんが滝沢カレン似の超美人だった。
南半球では日本と見える星空が全然ちがう。
夜空のエミューが卵を産むと地上ではみんな卵を盗むってホントかウソか微妙な感じが面白いよね。
星空を抜けると海。
多様な魚、クラゲ、イルカ、クジラ…青く美しい映像の世界。
つい2回も見てしまった。
珍しく動画も撮ってしまった。
オーストラリアが誇る美しい自然を体験できて満足です。
オーストラリア館を出る頃には外は薄暗くなってちょっと寒い。
ドイツ館の前を通ると入場再開していた。
このぐらいの時間になるとまた並べるようになるみたい。
金曜か土曜の夜あたりで入場チャレンジするかあ。
18時過ぎぐらいだと帰りの電車は座れるぐらい余裕ありました。
万博デビュー戦、初めこそモタモタしちゃったけどとても満喫できました!
一日券で万博行くって人にひとつアドバイスするなら
行きたいパビリオンはひとつだけに狙いを絞って、
あとは近くのパビリオンを適当に入っていくのがやっぱりおすすめかな。
移動時間が長いのは時間と体力のロスになるので、
あまりプランを立てすぎず、近くのパビリオンにがんがん入っていっていいと思う。
知らない国のパビリオンもちゃんと楽しかったです!
次回は番外編で、万博持ち物Tierを考えてみました。
基本情報
開催期間
2025年4月13日(日)〜2025年10月13日(月)
開催場所
大阪府大阪市此花区夢洲(ゆめしま)
アクセス
- 電車:Osaka Metro中央線「夢洲駅」…東口ゲート
- シャトルバス:各主要駅から運行(梅田・難波など)…西口ゲート
- 自家用車:パーク&ライド方式を採用(障がい者の方は東口ゲートに駐車場あり)
開場時間
9:00〜22:00(パビリオンによって異なる可能性あり)
チケット情報
- 一日券:大人 7,500円
- 平日券:大人 6,000円
- 夜間券:大人 3,700円
- 通期パス:大人 30,000円
- 夏パス:大人 12,000円 ※子どもや障がい者、団体の割引あり
会場の広さ
約155ヘクタール(東京ドーム約33個分)